(2009年/日本)
監督:北川悦吏子
出演:北乃きい、岡田将生、溝端淳平、仲里依紗、成宮寛貴、白石美帆、大沢たかお
個人的採点:50点/100点
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『ハルフウェイ』は『北川悦吏子』の映画初監督作品となる、そのほとんどがアドリブによって撮影されたとする恋愛ドラマである。
高校3年生の『ヒロ(北乃きい)』は『シュウ(岡田将生)』にフトした事がきっかげで告白され付き合いだす。しかし『シュウ』は早稲田大学へ進学する事を希望していることを地元大学に進学を希望する『ヒロ』に話せないでいた・・・。
音楽室の様な所でのラストシーンは個人的には好きだ。笑顔の『ヒロ』の「東京に行って欲しくないです。・・・行って欲しくないです。」は自分の乙女サイドに触れてしまったのか、不覚にもウルッときてしまったのである。私自身は関東の人間なので身近な人たちが大学進学に際して遠くに行ってしまう、という事が少なかったために(それでも数名いたが)実感した事がない感覚だったのだが、この辺りの感覚は地方の方には、より身近な感覚として共感をよぶのではないだろうか。
『岡田将生』の出演作は『アヒルと鴨のコインロッカー』、『天然コケッコー』、『ホノカアボーイ』、『重力ピエロ』と観ているが、特に感想文に書いている『天然コケッコー』と『ホノカアボーイ』とこの作品はかなり透明感のある『岡田将生』を重視していると思う。それが彼の売りだとは思うのだが、これから年齢を重ねていった時に本当の役者になれるか楽しみである(上から目線で申し訳ない)。もちろん、この透明感を年齢を重ねても保っていけるのであれば、それはそれで凄い事ではあるが・・・。
この作品はほとんどがアドリブで撮影されたと言うことで、全編にわたって自由と言うかユルい空気の高校生活がそれなりにリアルに描かれていると思う。ハルフウェイというタイトルもWikipediaの記述に拠るならば、そんな撮影中に生まれたのだろう。
「ハルフウェイ」という題名は撮影中に北乃きいが「halfway(ハーフウェー)」を間違えて「ハルフウェイ」と読んだことが由来であるそれはそれで良いのだが、そのシーンにおいて、そこにいないはずの人間の方を『北乃きい』が確認する仕草と映り込む影がどうしても気になってしまった。細かい、と言われればそれまでだが、特典映像ならともかく本編でのクオリティではないのではないだろうか。自然な高校生を撮る、というコンセプトは理解出来るが、さすがにそこまでしてしまうと映画である意味がわからなくなってしまう気がする。
『ハルフウェイ』は痒い青春を観ることを厭わない方でないと厳しい作品であった。この手の青春に圧倒的な憧れか、思い出せる楽しい思い出がある方なら楽しめるかも知れない。
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