2012年01月17日

シムソンズ

シムソンズ 通常版 [DVD]
ユニバーサル・ピクチャーズ・ジャパン (2006-07-28)
売り上げランキング: 27942

(2006年/日本)
監督:佐藤祐市
出演:加藤ローサ藤井美菜高橋真唯星井七瀬大泉洋田中圭

個人的採点:40点/100点
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 『シムソンズ』はソルトレイクシティオリンピックに出場したカーリングチームである『シムソンズ』を題材とした作品である。

 舞台は今はなき北海道常呂町。自分には平凡な毎日と未来しかないと思い悩んでいた女子高生の『伊藤和子(加藤ローサ)』はフトしたきっかけで憧れのカーリング選手である『加藤真人(田中圭)』に誘われて『林田史江(星井七瀬)』や『小野菜摘(高橋真唯)』とカーリングチームを作ることになるのだが…。

 内容はベタな青春ストーリーである。『ウォーターボーイズ』や『スウィングガールズ』などの様な作品と同系統の作品と言えるだろう。どの作品もコメディタッチの青春ドラマなのだが、この作品に粗さを一番感じてしまった。TVで食事をしながら観る作品には良いかも知れないが、映画をしっかりと観たいと言う時の作品ではないだろう。

 キャストは初々しさが残る女の子たちに好感がもてるものの、残念ながらそれ以上のものはなかった。『加藤ローサ』は『いちばんきれいな水』で主演作を観ているが、この作品の様な台詞がある作品よりはイメージビデオ的な作品の方が似合っていると思う。女の子たちの演技を観ていると『大泉洋』の演技が物凄く巧く観えてしまうのは間違いない(この手の作品では演技の巧さを求めるものではないと思うが・・・)。ちなみに個人的には綺麗な女性の膨れっ面が好きなので『藤井美菜』の表情はツボであった。

 『シムソンズ』は実在するカーリングチームである『シムソンズ』を題材にしていると言うことであるが、かなり脚色しているので完全なるフィクションとして観た方が良いだろう。実在する『シムソンズ』がソルトレイクシティオリンピックに出場している頃からカーリングという競技を認識し始めたが、この作品を観て実際にいつかやってみたいな、と思ったのはきっと私だけではないのではないだろうか。

 ところで中盤に5円硬貨を投げ、表裏で今後を決めると言うストーリー的にはかなり重要なシーンがあるのだが、ここで一般的には表と言われている方を裏としているのが非常に気になった。Wikipediaの『日本の硬貨』に硬貨の表裏に関しての記述があるので引用してみる。
硬貨の裏表について、造幣局では、植物などの表示がある面を「表」、鋳造年表示のある面を「裏」と呼んでいる。この用法は一般にも浸透しているが、法律による規定はない。
また硬貨を作っている造幣局でも以下の様に書いている。
造幣局では、作業上の必要性等から年号のある側を裏としています。
法律による規定はない、と言うことではあるがさすがにこの重要なシーンではこの辺りの表現は一般に浸透している方を採用して頂きたいものである。確かに作品の中でもどちらを表とする、と言う表現はなかったのだが前後の台詞などからは、一般的な定義とは逆を表としていた。私はそのために『加藤ローサ』による台詞を疑問符を浮かべながら聞かなければいけなくなってしまった。こういったディテールの表現は個人的には非常に重要だと思っているので、実に残念であった。

 『シムソンズ』はベタな青春ストーリーを気楽に観ることが出来る作品であった。大きな期待をせずに大らかな心で観ると良いのではないだろうか。

posted by downist at 06:30 | Comment(1) | TrackBack(0) | 邦画 − ドラマ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
まだまだ呟いて火傷しちゃった有名人が後を絶たない。次誰が炎上するかリスト作ってみたんで一緒に共感してくれ
Posted by ツイッター at 2012年01月21日 05:21
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