2010年08月15日

ディープ・ブルー

ディープ・ブルー -ブルーレイ・エディション- [Blu-ray]
東北新社 (2006-12-08)
売り上げランキング: 6010


(2003年/イギリス・ドイツ)
監督:アラステア・フォザーギル、アンディ・バイヤット

個人的採点:65点/100点
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 イギリスのBBCが、テレビシリーズ『THE BLUE PLANET』を元にして製作したドキュメンタリー作品である。

 先日、『オーシャンズ』の感想文を書いたばかりだが、ほとんど同類の作品である。公開は『オーシャンズ』よりも前なので映像のクリアさではかなり違う。(DVD版での比較)何となく、少し前の映像を観ている、と言う印象を受けてしまった。公開当時とすれば十分に綺麗な映像だったはずなのだが、こればかりは時代の流れなので仕方がないだろう。しかし、だからと言って観るべき点がないと言う訳ではない。『オーシャンズ』と比較するとこちらの作品の方が、弱肉強食の世界観は描けている様に感じられた。(もちろん、それは捕食シーンが多く含まれている事と同義である)

 『オーシャンズ』よりはドキュメンタリーに分類しても問題が少ない作品だ。だが、決して全てが実写と言う意味で、ではない。一部にCGは使われている。しかしそれが作品の価値を落としているかと言うと、そうではないと思う。(海底での撮影シーンを撮影する事は現状不可能なので)ただ、これはこの作品に限った事ではないが、CGが本物に近付きつつあるのは事実なので、どこにCGが使われているのかと言う事は特にドキュメンタリー作品でかつ、その記録映像的価値を売りにしている作品には明記して欲しいと思わせた作品であった。

 この作品の売りの一つに『ベルリン・フィルハーモニー管弦楽団』の音楽がBGMに使われていると言う点があるだろう。たしかに、シーンに合わせた壮大な音楽は気持ちをいやでも盛り上げてくれる。しかし、個人的には少し主張が強過ぎる様に思えてしまった。もう少し、抑え目であっても良かったのではないだろうか。そして、音楽関係でもう一点。所々でSE(効果音)が挿入されているのだが、これが少し耳障りだった。比較的多くの作品でSEは挿入されているとは思うが、発光生物が光っているシーンにSEが入ったのには物凄く醒めてしまった。(クラゲが漂っているシーンにも入っている様に感じた)

 さて、始めに書いてある様に『ディープ・ブルー』は『THE BLUE PLANET』を元にして製作されている作品だ。それなので、本格的に海のドキュメンタリーが観たいと思っている方がこの作品を観ると物足りなさを感じてしまうだろう。時間としても90分程度しかない作品だ。その時間だけで『海』の多くを語れるはずもない。ただ、90分で観る事が出来る手軽さもまた魅力ではある。暑い夏には涼しげな海の映像を観たくなるものだ。そんな動機での視聴にとってはBGMも素晴らしく、満足出来るに違いない。

 『ディープ・ブルー』は比較的手軽に海の生物を観たいと言う方にはお勧めの作品であった。もちろん、手軽に観られる作品なので内容的には濃くはないのだ。


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