2010年07月12日

ぼくのプレミアライフ(Fever Pitch)

ぼくのプレミアライフ フィーバーピッチ [DVD]
日本コロムビア (2004-10-20)
売り上げランキング: 38986

(1997年/イギリス)
監督:デヴィッド・エヴァンス
出演:コリン・ファース

個人的採点:65点/100点
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 『ニック・ホーンビィ』の同名小説を『コリン・ファース』主演によって映画化した作品。


 教師のポール(コリン・ファース)は少年時代に父に『アーセナル』のホームスタジアム『ハイバリー』に連れられて観戦し、たちまちアーセナルファンになった。それ以来、常にアーセナルを優先する人生を送ってきたが、ついにアーセナルに18年ぶりの優勝のチャンスが訪れる時、新任教師のサラ(ルース・ジェメル)と恋に落ちる。それでもアーセナル優先するポールだが、サラが妊娠した時に彼は悩み始める・・・。


 ストーリーはフットボールファンの生態とラブストーリーのバランスを取りながらすすんでいく。それがバランス良く感じられるか、中途半端と感じられるかは観る人によっても変わって来るかと思うが、個人的には中途半端に感じられた。特にラブストーリーとしての描写はかなり弱いと思う。ポールとサラがお互いにどこに魅かれて恋に落ちていくのかが全くといって良い程に描かれていないのだ。しかし、人物設定がしっかりされている事と出演者メイン2人の演技が結構巧いので、しっかりと観る事は出来る。そして、フットボールファンの描写だが、こちらは恐らく、わざと薄味にしたのだろう。個人的にはそれで正解であったと思うが、物足りなく感じる人もいるかもしれない。


 この作品はもちろんフットボールファンの方が楽しめるかと思うが、単純にラブストーリーとして観る事も可能であるし、フットボールを野球など他の競技に置き換える事で共感出来る部分も多いかと思う。ただ、個人的にはやはりアーセナル対リバプールの試合のシーンが一番面白く観る事が出来た。重要な試合を観る時のあのソワソワとした感覚を非常に巧く描写出来ていると思う。そういった意味では今回のワールドカップ(2010年南アフリカ大会)でフットボールファンになりそうな人には是非観て欲しい作品である。


 ちなみに、この作品のDVD特典には『西岡明彦』氏の解説が入っている。プレミアリーグファンには是非、特典まで観て頂きたい。


 『ぼくのプレミアライフ』はプレミアリーグファンはもちろん、フットボールファンには是非観て頂きたい作品であった。周りにいるフットボールフリークスの気持ちが理解出来ない方にもお勧めである。



関連リンク
・『ぼくのプレミア・ライフ

ぼくのプレミア・ライフ (新潮文庫)

ぼくのプレミア・ライフ (新潮文庫)

  • 作者: ニック ホーンビィ
  • 出版社/メーカー: 新潮社
  • 発売日: 2000/02
  • メディア: 文庫



・『Fever Pitch

Fever Pitch

Fever Pitch

  • 作者: Nick Hornby
  • 出版社/メーカー: Penguin
  • 発売日: 2005/05/05
  • メディア: ペーパーバック




posted by downist at 03:10 | Comment(0) | TrackBack(0) | 洋画 − ドラマ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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